笑ってやり過ごせない案件
ホッと一息をつくオヤツの時間。
気をつけたいのがカフェインの摂りすぎです。
ICF(国際コーチング連盟)でもカフェイン中毒に注意するよう言われています。
多くても一日2杯までにしていますよ。
砂糖依存にも気をつけなくては。(むしろこっちの管理の方が難しい…)
さて…。
今日は、他の人にとっては普通のありふれた笑い話だけれど、私の胸にはちょっと引っかかってしまう…そんなことについて触れてみますので、お付き合いください。
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あるお母さんが、『◯◯ちゃん(小さな女の子)がうちの夫を誘っている。』と言って、笑っておりました。
周りの大人も笑って、なんだか楽しそうな様子。
誘われたらしいご主人も、満面の笑み。
小さな女の子はポカンとしています。
おそらく5歳前後。
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この光景に心が波立つのを感じ、その波立つ感じがしばらく続いたんですね。
わたしの心の中で何が起こっているのかなと、静かに自分を見つめる時間を取ることにしました。
容易に認められる感情は、怒りや悲しみです。
出来事全体への怒りと悲しみ。
そして人に向けられる嫌悪感や哀れみ。
でもそれだけではない。
なんだろうと模索しながら気がついたのは無力感でした。
笑い事にしないで欲しいという私の思いとは裏腹に、世界中でそんな会話が普通に繰り広げられているのだという現実に対する無力感。
立ち上がってなにかを叫ぼうというわけでもないのに、なぜこんなにも感じる必要もない無力感を感じているのだろうかと疑問が湧きましてね。
どこに起因するのかと掘り下げた結果…。
それが親に対する思いだったと気がついて愕然としたわけです。
自分が受けた被害は親に知られたくない。
でも自分の気持ちはわかって欲しい。
この『わかって欲しい』という思いが、いつまでも胸に渦巻いていたのだと気がつきました。
正確にいうと気が付いたというよりは、わかっていたけど否定し、考えないようにしていたことを認めた…となるのかな。
過去に感じた叶わない思いが、最近になってやっと自分に理解されて小さくなっていった瞬間でした。
自分の気持ちを深く掘り下げていくことは、時にとても苦しい作業となります。
それでも、本当の自分の気持ちに触れることは素晴らしい感動を伴うことも多々あるんですね。
一人でたどり着いたように書いてますが、決してそうではなくて、一緒に心理を学ぶ仲間の存在や、コーチの存在も間接的に助けになってくれていると思っています。
一人じゃないという気持ちは人を強くしてくれますね。
だれでもみんな、こだわりを持っていたりトラウマがあったりなど、きっと何かしらのスルーできないことを抱えながら生きていると思います。
私も誰かのスルーできない案件を持ち出して笑っているのかもしれないのですから。
そんなふうにしながら、みんな生きているのだなと、しみじみと思うのです。
それでは、また^^
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